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民主党議員が国会で野次を飛ばした「懇ろ」の語源とは?

先日の参院予算委員会で、山谷大臣へ向かって民主党野田議員が

飛ばした「野次」が問題になり、昨日直接本人へ謝罪をし、

一応の解決?を見たが、委員会中、安倍総理が真っ先に「失礼じゃないか!」と

言うほど「懇ろ」という言葉には、セクハラ的要素が含まれている。

 

そもそも

「懇ろ」の語源・由来は、

ねんごろは、上代には「ねもころ」と言い、「ねもころ」が変化して「ねむころ」となり、更に「ねんごろ」へと変化した。
「ねもころ」の語構成は、「ね(根)」+「もころ(如)」か、「ね(根)」+「も(助詞)」+「ころ(凝)」と考えられている。
共に「根の如く密に絡み合う」といった意味になるが、前者は「根の如く」、後者は「密に絡み合う」が重点となっており、ねんごろの意味からすれば、後者の「根も凝」が妥当であろう。
また、「ころ(凝)」が「心」の語源と考えられている点でも、ねんごろの語源は「根も凝」と考えられる。
ねんごろは心をこめて思うさまを示す語であったが、転じて、親しいさまも表すようになり、親密になることや、男女が深い仲になることも言うようになった。

 引用:語源由来辞典

であり、

完全に男女の「性的関係」を表している。

 

私は、現在40歳だが、これまでそういう解釈でいたし、

私より上の年代の方々は、よりそういう意味合いの認識が強いはずである。

 

そもそも、同じ民主党の同僚議員が、山谷大臣といわゆる「在特会」との関係を、

追求している時に、こういう野次を飛ばしてしまい、民主野田議員は、

「失言を直接大臣に詫びる」という、まさしく墓穴を掘る形になったことは、

「セクハラ発言」とは別の形で、どうしようもないなというのが、正直な感想だ。

 

参議院は元々は「貴族院」であり「良識の府」という位置付けにも

なっているにも関わらず、品格に欠けるこういう議員がいるというのは、

ただただ呆れかえるばかりである。

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