松山の実力と影響力の大きさがJGTOを動かしたのか?懸案であった「5試合出場ノルマ」ルールをJGTOが撤回し、一転義務試合数「ゼロ」とする方針であることが分かった。
ダンロップフェニックスで見事史上7人目の日本人優勝選手となった松山に朗報だ。
5試合出場義務ルールが適用されれば、来季国内ツアーは「シード権」を利用しての出場は不可能だったが「GTPA(大会スポンサー団体)」や選手からも反対の意見が多く、海外ツアー参戦選手の義務試合数を「0」とする規約改定を行う予定だ。
JGTOvs松山の様相も呈してしまっていた感のあった
「国内5試合出場義務ルール」だが、
先の「ダンロップフェニックストーナメント」でも、
自らの実力を見せ付け「史上7人目の日本人優勝選手」の
栄冠も手にした松山が、JGTOにルールを変えさせる形となった。
元々、このルールは松山が参戦していた昨季のPGAツアー中に
突然決められたものであり、本来ファンやスポンサーのために
国内でも松山や石川遼に出場して貰いたいという目的で定めた
規定が逆にファンやスポンサーの意向に反するものとなってしまっていた。
それに加え、JGTO海老沢会長の「日本ツアーがあるから今の自分(松山)がある。
決められたことは守らないと」という発言が、松山を苦しめてもいた。
国内ツアースポンサーとしては、松山に自分の大会に出て欲しいのは
当然で「招待選手」として出場出来てしまう制度上の矛盾も抱えていた。
松山は「ダンロップフェニックス」の優勝により、新たに2年間の「出場資格」
も取得していたが「国内5試合出場義務ルール」の規則改訂により、
来季以降、心置きなく日本に帰りツアーを戦えることになった。
これまで何度もこのブログで「ルールの矛盾や撤回」を求めてきた
私としても、安堵したというのが正直な気持ちだ。
松山が「海外メジャータイトルホルダー」として、凱旋帰国する日も
遠くはないだろうとも思っている。
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