ついにヴァーディーが11試合連続ゴールのプレミアリーグ新記録を達成!岡崎慎司先発試合、レスター・シティvsマンチェスター・ユナイテッドの結果速報と動画・映像をご紹介!
プレミアリーグ得点1位のレスター対リーグ最少失点のユナイテッドのプレミア首位攻防戦で、ジェイミー・ヴァーディーがあのファン・ニステルローイの10試合連続ゴールを更新し1-1のドロー。
「レスターとマンUの試合が首位攻防戦?え?しかもレスターが首位?」ちょっとプレミアから目を離していた方は目を疑われると思うが、本当なんです!
近年のマンチェスター・ユナイテッドの弱体化、そしてオンリーワン・ジョゼ・モウリーニョ率いる昨年の覇者チェルシーの突然のチーム瓦解により、少々混乱気味のプレミアリーグ。
とは言え、昨季、降格危機にあったレスターが13節まで来て、首位というのは、昔のプレミアフリークならずとも、まさにサプライズな出来事だ。
そして「修理屋」「堅守速攻」を好むクラウディオ・ラニエリ監督が、この試合でここ4試合先発出場がなかった岡崎慎司をスタメン起用してきたことも、一瞬???が浮かんだ。
しかし元々、岡崎はラニエリの好むタイプのFWで、首位ユナイテッド相手に前掛かりでディフェンスをしてくれ、且つ、記録更新を懸けるヴァーディーに花を持たせることが出来る献身性も買っての起用ではないか?と筆者は読んだ。
この日、レスターはホーム試合。首位ユナイテッド相手に最低でも引き分け、出来れば相手の固い守りをカウンターで突き、勝点3を挙げたいところだ。
レスター・シティ 13節 vsマンチェスター・ユナイテッド フォーメーション
前半
記録の懸かるヴァーディーと2トップを組むのは、もちろん岡崎慎司。
レスターは「4-4-2」 ユナイテッドは「3-4-1-2」 ファンファールは前節ワトフォード戦での3バックの布陣を敷いてきた。
試合開始直後はユナイテッドが、得意のボールポゼッションでゲームを進めて行く。
そして先発起用に応えたい岡崎は早々に、前からボールを奪いに行く姿勢を見せる。
レスターのMF以下は、普段通り引いて守る形で、ユナイテッドにボールを持たせる作戦。
レスターは時折りパスカットから、カウンターで速攻に持ち込むが得点には至らず。
そして23分。その時はやってきた。
得意のカウンター攻撃で、サイドバックのフックスからユナイテッドの裏を通すスルーパスを出し、ヴァーディーは、自陣に戻る相手ディフェンス陣MFダルミアンを、一瞬フェイントで巧く交わし、ゴール!
ついにファン・ニステルローイがユナイテッド時代に樹立した10試合連続ゴールを更新し、11試合連続ゴールの新記録を打ち立てた!1-0
ボール支配では上回るユナイテッドだが決定機を作れず時間は経過していく。
しかし前半終了間際の46分。コーナーキックをシュバインシュタイガーが頭で合わせ、ゴール!1-1
レスター ユナイテッド戦 ハイライト映像
後半
一方、岡崎慎司はここまで何度かチャンスの場面が訪れるが、ゴールはならず。
56分には、フリーの場面でも決めきれず、直後の60分にウジョアと交代し、ベンチに下げられた。
そのウジョアは、65分にチャンスが到来するも、相手GKデ・ヘアの好セーブで得点ならず。
ユナイテッドは引いて守るレスターに対し、攻め手を欠き、68分にはルーニーがデパイと交代。
ルーニーでも攻めあぐねたユナイテッド攻撃陣に、余り見せ場はなく、後半は両チームゴールレスで、試合も1-1のドローで試合終了。
レスターは勝点1を加えたものの、マンチェスター・シティに勝点29で並ばれ、得失点差で2位に。得点数でもシティが30となり29のレスターは2位。
ユナイテッドは、勝点28で3位となり、日曜日開催のアーセナルの動向によっては、4位に陥落する可能性もある。
総評
ユナイテッドは、元自チーム在籍のニステルローイの記録をヴァーディーに目の前で打ち破られ、首位と言えど個の力では圧倒的に勝るメンバーで、レスターと引き分け。
ずっと批判を浴びているファンファールの戦術は観ていて、面白みに欠け、筆者自身、生で観戦し震えるような感動を覚えた、ギグス、ベッカム、スコールズら多くのスターがいた第何次かの黄金期と比べるべくもない。
そして、新記録を打ち立てたヴァーディーのレスターは、ヴァーディーの記録が途絶えた後、どうなるか?が課題だ。
ラニエリの堅守速攻の理念が徹底されている部分も大きいが、ヴァーディーのゴール記録でチーム自体も波に乗っている感はあり、点を奪えないと勝てないチームだけに、岡崎の確実性アップが求められる。
ラニエリは「残留ライン」を目標と謙虚だが、レスターの強さを一過性にしないために、もう一つはディフェンス陣強化も挙げられる。
いわば堅守速攻は諸刃の剣でもあり、カウンター攻撃で結果が出なくなった時、失点の多いレスターはずるずる順位を下げてしまうリスクも否定出来ない。
ただ、最終ラインを高い位置に置き、ボールを奪ったら一気にスピードアップして、攻撃に移るサッカーは、ファンファールのポゼッションサッカーより、観ている者を楽しませて、退屈させないサッカーであることは間違いない。
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