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【速報】最終日、濃霧中止で優勝は片山!「三井住友VISA太平洋マスターズ2015」最新賞金ランキング

国内男子ツアー・JGTO「三井住友VISA太平洋マスターズ2015」最終日は濃霧のため中止となり、3日目までの54ホール終了時点の順位が適用され、片山晋呉が1年ぶり、29回目の優勝となりました。

最終日はスタート直後から、濃霧視界不良のため、断続的にサスペンデッドが続き、主催者側と・JGTOは10時37分に、最終日の中止を決定。

3日目終了時に単独首位の片山が優勝となり、規定により優勝賞金3,000万円の3ラウンド分、75%の2,250万円を獲得。尾崎将司以来史上2人目の生涯獲得賞金20億円突破には、あと94万円足らず、次戦に持ち越しとなりました。

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三井住友VISA太平洋マスターズ2015 最終リーダーズボード 獲得賞金額

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この日の大会開催コースのある静岡県御殿場市の天気予報は、曇り→晴れ。

しかし、富士山の周辺地域ではよく発生する濃霧のため、視界不良となり、スタートはしたものの断続的にサスペンデッド。

そして、10時37分に大会主催側と・JGTOは、今大会の最終日を中止し、3日目終了時の成績を適用。賞金は規定により54ホール分で75%にカットすることが決まりました。

3日目を終えた時点で、単独首位の片山が通算-14、単独2位にタイの新鋭タンヤコン・クロンパが通算-13、バッバ・ワトソンが通算-12で単独3位と、1打差ずつの僅差の上位3人の白熱した優勝争いが期待されただけに、残念な中止となってしまいました。

この日は、4000人ものギャラリーが来場しており、池田勇太選手会長の発案で、18番名物のグリーン脇の池からウォーターショット、パッティング、アプローチが即興で行われ、その後はサイン会が開かれ、中堅・若手が中心になり、ベテラン中嶋常幸はマイクパフォーマンスで、せめてものおもてなし・ファンサービスで会場を盛り上げました。

また、大会コースの「太平洋クラブ」の名誉会員にもなったバッバ・ワトソンもサイン会に参加し、今大会獲得賞金765万円を全額を日本のジュニア育成団体に寄付する意向を表明しています。

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JGTO 賞金ランキング (三井住友VISA太平洋マスターズ 終了時点)

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石川遼のコメント

「勇太さんの素晴らしい判断で皆に声をかけてくださって、選手会としてうまくできたのではないかと思います。試合は72ホール成立しませんでしたが、日曜日にわざわざ見に来てくださったギャラリーの皆様に満足していただきたかった。今日はチャレンジというか、僕らにとっても稀なことで、手作り感がありましたが、ギャラリーの方が少しでも楽しんでいただけていれば嬉しいです」

(次週 ダンロップフェニックストーナメントについて)

「自分のゴルフも大事ですが、(松山)英樹が出てくれる国内の数少ない機会です。成績への期待もあると思いますが、出場するだけで男子ツアーが盛り上がると思うので非常に楽しみです。(石川も加わって盛り上がる)もちろん、理想はそうですね。上を目指しますし」

「ツアー全体にとって、来週がどのくらい盛り上がるのだろうかというのを見てみたいという思いがあります。ファンあってのツアーなので。そういう意味で、(濃霧中止の)今日はプロゴルファーが何をできるか問われたと僕は思いました。何がこれから必要なのか見えたような気がします。プレーで魅せるのはもちろんですが、今日は来て良かったなと思って頂けるツアーにしていくにはどうすればいいか、気づく部分はありました」

「昔は自分のためにゴルフをやっていたけれど、今は周りのいろんな人の支えで試合がやれていると心から感じる。応援して支えてくれるすべての周囲の人に感謝して(報いる想いで)試合にゴルフに取り組んでいる」

(引用:パーゴルフ)

バッバ・ワトソンのコメント

「ゴルフは自分にも家族にも非常に大切なものです。だから、(ゴルフを愛する)ファンには敬意を持ってファンに返すべきだと思っています。そうすることで、ゴルフトーナメントを更に大きなものにしたい気持ちがありますし、実は話す予定ではなかったのだけど、近い将来PGAツアーの日本開催ができないだろうか、と多方面の方々に話を持ちかけている最中なんです」

(引用:パーゴルフ)

1年ぶりの優勝を決めた片山晋呉のコメント

(54ホールでの優勝については)「今までにはない気持ち。複雑さもあった」「3日間でボギーもひとつだけだった。ゲーム内容は完璧だった」

(賞金減額で20億円まで、あと93万円不足)「まあ、そこも僕らしいでしょう」

(体力的な衰えと、40才が平均寿命の鷹の中でも、羽根を抜いたり、爪を剥いだり、垂れた岩で叩きわるなどして、20%は70才まで生きているという本を読んだことについて)

「昔よりも今の方がゴルフがうまくなっている」「これだな、と思った。そうしなければ鷹は40歳で死んでしまう。僕も変化を恐れずに、毎日グリップやクラブを替えてみたり、日々新しいことに取り組むのはそういうことと似ていると思えた」

「若い頃はとにかく自分のためにやるのが当たり前だった。でも年を重ねて、自分が大会(開催)に関わるようになって、周りの人々の大切さの感じ方が変わった」

(引用:GDO カッコ内、著者編集)


今大会の最終日中止は、非常に残念ではありますが、アメリカPGAの様に月曜日まで順延することが定着していない現状の日本ツアーでは致し方ないところです。

バッバ・ワトソンがPGAツアーの日本開催を多方面に働きかけてくれている話は(この辺りの話は稿を改めます)非常に有難く、松山英樹や世界のトッププロの「真剣勝負」が身近に見られるチャンスであり、JGTOも日本のPGAも一体となって、誘致活動をして貰いたいと思っています。

次週は、松山英樹、石川遼が国内ツアー揃い踏みの「ダンロップフェニックストーナメント」が開催されます。

松山の怪我の状態は心配ではありますが、世界のトッププロとして、ディフェンディングチャンピオンとして凱旋する松山に、日本勢がどこまで意地を見せるか?

今季も残り3戦となり、優勝賞金4,000万円の大会が続くだけに「賞金王争い」も佳境に入り、注目の大会となります。

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