最終更新:2016年2月27日
PGAツアー「ザ・ホンダクラシック2016」1日目の松山英樹の模様を、1打速報風にご紹介!
前週「ノーザントラストオープン」では、連続優勝の期待を持たせる活躍も、最後に失速し11位T。フロリダスイングでは、これまで余り戦績を残せていないが、近付いてきた「マスターズ」に向け、ニクラス設計の屈指の難コース「PGAナショナル」で成果を残したい!
初日の松山は、ショット、パットが精度を欠き、出入りの激しいゴルフとなるも、随所にらしさを魅せ、5バーディ、2ボギー、2ダブルボギーの「71」(PAR70)トータル1オーバーで、ホールアウトした。
あのニクラスが設計した「ザ・ホンダクラシック」のコース「PGAナショナル」は、2012年マキロイの12アンダー以降、優勝スコアは一桁台が続く、ツアー屈指の難コース。
ゴルフを知り尽くした帝王が巧みに仕掛けた罠に、毎年世界のトッププロ達が苦しめられている。
コースは全般的に池を配しているが、特に15番~17番はニクラスのニックネームにちなみ「ベアトラップ」と呼ばれ、最大の難所とされている。
同じくニクラスが手掛けた「ミュアフィールド・ヴィレッジGC」の「メモリアルトーナメント」で初優勝を挙げているだけに、ここも攻略したいコースだ。
松山の初日の闘いは、ジェイソン・ダフナー、レティフ・グーセンとのペアリングで、7時45分OUTスタートで始まった!
1番365YPAR4
243Yティーショットは、FW左サイドへ。残り118Y。
セカンドショットは、ピン左手前4.5mに着ける。
微妙な距離のバーディーパットは、僅かに外れ、パースタート。
2番464YPAR4
FWほぼ真ん中からの、セカンドはピン奥10mに着ける。
3打目は、カップを1mオーバーするも、パーセーブ。
3番538YPAR5
299Yのティーショットは気持ち良く、FWほぼ真ん中へ。残り237Y。
セカンドは、グリーン右のバンカーへ。残り残り10m。
ピンは手前にあり、距離感の難しいバンカーショットは、見事ピン60cmまで寄せ、今日初バーディ奪取!
素晴らしいリカバリーでのバーディ奪取で、1アンダー、5位Tへ!
難しいバンカーショットを巧く寄せ、初バーディ!
(映像:PGA公式HP)
4番395YPAR4
FW右からのセカンドは、ピン右奥6.3mに着ける。
微妙な距離の下りのバーディパットは、1.4mオーバーも、返しは入れ、パーセーブ。
5番217YPAR3
ティーショットは右に曲げ、1オンならず、手前セミラフへ。残り18m。
セカンドはピン右1.2mに着けるも、短いパーパットを外してしまい、ボギー。
2オン2パットの手痛いボギーで、イーブンに戻し、18位T。
6番479YPAR4
ティーショットは、FW右のバンカーへ。残り204Y。
セカンドは、グリーン手前残り40Yラフへ。
3打目アプローチは、グリーンをオーバー。ラフから残り8.3m。
4打目アプローチは、ショート気味で、2mを残す。
松山、この短いボギーパットを外し、痛恨のダボとしてしまう。
4オン2パットのダブルボギーで、2オーバー、52位Tまで順位を落としてしまった。
難しいPGAナショナルの中でも難易度3位ホールで、スコアを落としたが、上位もスコアは伸びていない。
まずは、1つずつ取り返して行きたい!
7番226YPAR3
ティーショットは、ピン奥7.6mに1オン。
長めのバーディパットは、20cm弱外れ、パー。
8番427YPAR4
右ラフからのセカンドは、ピン手前10mに2オン。
長い3打目パットは、1.3mオーバーも、パー。
9番421YPAR4
FW真ん中からのセカンドは、グリーン右へ外れ、残り30mFWへ。
3打目アプローチは、ピンそば50cmに着ける、あわやチップインバーディの絶妙なショットを魅せるが、パー。
前半は、1バーディ、2ボギーの40位Tでのハーフターン。
前半スコアカード
ここまでFWキープ率は71.43% (5/7)パーオン率は66.67% (6/9)
6番のダボが痛いが、何とか悪い流れは切れた。
この時点で首位Tは2アンダーと、スコアは伸びておらず、後半で流れを変えていきたい!
10番508YPAR4
FW中央からのセカンドは、ピン奥16mに着ける。
3打目は、タッチは合うも60cmほど外れる惜しいパットで、パー。
11番450YPAR4
FW真ん中からのセカンドは、グリーンをオーバー。残り20mFWへ。
3打目アプローチは、ピン手前2.8mに着ける。
しかし、下りのパーパットを外してしまい、ボギーとしてしまう。
今日はパッティングが足を引っ張り、これで3オーバー、51位Tへ。
12番438YPAR4
気合いの315Yドライビングは、僅かに左ファーストカットへ。残り134Y。
セカンドはピン奥3mに着ける絶妙なショットを魅せる!
ここは、しっかり沈め、バウンスバック。実に9ホールぶりのバーディ奪取!
松山、見事なバウンスバックで、2オーバーに戻し、42位Tへ!
13番388YPAR4
再び気合いの334Yビッグドライブは、FWを右に僅かに外れ、ラフへ。残り70Yまで運ぶ!
セカンドアプローチは、ピン左3mに着ける巧いショット!
松山、このチャンスも決め、連続バーディ奪取!
これで、1オーバーまで戻し、23位Tへ!
14番465YPAR4
難易度1位ホール
253Yのティーショットは、FW中央へ。残り212Y。
セカンドショットは、池越えでピンをデッドに狙うも、無情にも僅かにショートし、池の浅瀬へ。
3打目は、ウォーターショットを打ったと思われるが、失敗し、ウォーターハザードでペナルティ。
ドロップし、残り16mラフからの5打目アプローチは、ピン左1.6mに着け、今日2度目のダボとしてしまう。
この痛恨のダブルボギーで、3オーバー、49位Tへ。
15番179YPAR3
ここから3ホールが名物「ベアトラップ」
ティーショットはピン手前5.5mに着ける。
微妙な距離のバーディーパットは、僅か20cm外れ、パー。
16番434YPAR4
250Yのティーショットは、FW中央へ。残り185Y。
セカンドは僅かにグリーンに届かず、左手前FW残り22m地点へ。
3打目アプローチはピン奥1.9mに着け、これを沈め、パー。
17番190YPAR3
ティーショットは、ピンそば1.4mに着けるスーパーショット!
松山、このパットはしっかり沈め、バーディ奪取!
このバーディで、2オーバー、56位Tへ!
18番556YPAR5
ベアトラップではスコアを落とさず、切り抜けた!
バーディフィニッシュで、1オーバーで上がりたい!
306Yのティーショットは、FW右サイドへ。残り253Y。
セカンドは、グリーン右へ僅かに外れ、エッジ付近へ。
ここで何らかの救済措置があり、ドロップし、残り12mからの3打目アプローチは、ピン手前1.8mに着ける。
松山、これを沈め、連続バーディ締めでフィニッシュ!
初日の松山は、5バーディ、2ボギー、2ダブルボギーの「71」(PAR70)トータル1オーバーで、ホールアウトした。
ホールアウト時は41位T。
後半スコアカード
ゐ太夫の寸評
結果、2つのダブルボギーが、かなり響いたラウンドとなってしまった。
ティーショットは、精度が高くFWキープ率は71.43% (10/14)と、ここ最近でもかなり高い。
しかし、最大の武器のショットのブレと、短いパットを外し、ボギー、ダブルボギーとしてしまう等、安定感を欠く、松山らしくない出入りの激しいゴルフとなった。
ただ、5番ボギー、6番ダボと続いた後、崩れずに我慢をし、パーセーブを続け、後半11番で再びボギーを叩くも、12番、13番でバウンスバック、連続バーディ。
14番では再びダボも、上がり2ホールを連続バーディで締めた辺りは、松山らしい明日に繋がる流れを魅せてくれた。
まだプレー中の選手が多く、最終的な順位はどうなるか?分からないが、PGAナショナルは、本当に難しいだけに、1オーバーでも他の大会の1オーバーとは全く意味合いが違う。
これを書いている時点では、首位Tは3アンダーで、以下団子状態。イーブンパーは、20位Tと毎年大混戦になるため、まだまだ十分挽回のチャンスはある。
2012年のマキロイ以来、優勝スコアは一桁台が続いているだけに、上位争い、優勝争いに加わるためにも、明日の2日目が大事になってきそうだ。
(松山英樹 ホンダクラシック 2日目直前に途中棄権!)
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(ザ・ホンダクラシック2016 TV放送・組合せ・スタート時刻・概要・速報)
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(初日 松山・岩田のコメント 全体ハイライト映像 順位表)
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(松山英樹 今後の出場予定・スケジュール)
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