更新:2016年5月9日 一部表記訂正
PGAツアー｢ウェルズファーゴ選手権2016｣最終日を迎えた松山英樹は､初日の101位Tから90人抜きの11位Tで大会を終えています｡
この日は得意のショットが冴え､後半10番からは3連続バーディも記録する等､松山らしさが見られる内容｡トップ10にあと1歩足らなかったものの､5バーディ､2ボギーの｢69｣通算4アンダー､11位Tで大会を終え､次週準メジャーの｢ザ･プレーヤーズ選手権｣に臨みます｡
また､優勝争いは､3日目首位のファウラーが脱落し､通算-9で並んだジェームズ･ハーンとロベルト･カストロのプレーオフとなり､プレーオフ1ホール目でジェームズ･ハーンが勝利し､ツアー通算2勝目を挙げました！
訂正:松山の初日101位から11位フィニッシュを100人抜きと表記しておりましたが､正しくは90人抜きです｡表記ミスをお詫び致します｡
ショートゲームに課題を残すも､ショットとパッティングは少しずつ良化し､最終日は何とかトップ10フィニッシュまでは､持ち込みたい松山｡
最終日は､世界ランク257位､トム･ホジーとのペアリングで､現地時間11時55分にスタートしました！
1番418YPar4
FW右サイドから､残り120Yのセカンドは､ピン右5.5mに2オン｡
下りのバーディパットは､カップを2.8mオーバー｡
返しのパーパットも僅かに外れ､いきなりのボギーとしてしまう｡
3パットの手痛いボギー発進としてしまい､トータルイーブンパー｡
2番～4番は､いずれもセカンドショットを寄せきれず､パー｡
5番570YPar5
318Yのドライビングは､大きく左へ曲げ､林の中へ｡残り201Y｡
2オン狙いのセカンドは､僅かにグリーンをオーバーし､FW｡残り23Y｡
3打目アプローチは､ピンそば80cmまで寄せ､ピンチ一転､素晴らしいバーディ奪取！
見事なバーディで､トータル1アンダーに戻す！
勢いに乗っていきたいところだが､6番～9番はパー｡
6番Par3では再びティーショットを左へ大きく曲げるも､7mのパットを沈めパーセーブしている｡
前半の松山は､1バーディ､1ボギーのトータル1アンダーのでハーフターンとなった｡
前半スコア
バックナインに入り､ようやく松山のチャージが掛かる！
10番598YPar5
気合いの334Yビッグドライブは､右サイドファーストカットへ｡残り252Y｡
セカンドは僅かにグリーンを外れ､左ラフへ｡残り13.7Y｡
3打目アプローチは､ピン手前2.3mに着け､後半スタートでバーディ奪取！
このバーディで､トータル2アンダーグループへ！
11番426YPar4
右ラフから､残り148Yのセカンドは､ピン奥3.3mに着ける｡
松山､このパットもしっかり沈め､連続バーディ奪取！
これでトータル3アンダーへ！
12番456YPAR4
気合いの327Yティーショットは､右ラフへ｡残り139Y｡
セカンドは､ピン左7.8mに着け2オン。
松山､長いパットを見事に沈め､何と3連続バーディ奪取！
見事な3連続バーディで､一気にトータル4アンダーまでスコアを伸ばしてきた！
13番210YPar3
良い流れに乗ってきた松山のティーショットは､ピン奥2.2mに着ける絶妙なショット！
しかし､この短い下りのパットは外してしまい､パー｡
14番345YPar4
左ラフから残り26Yのセカンドアプローチは､ピン奥1mに着けるスーパーショット！
バーディパットはしっかり沈め､ここでもバーディ奪取！
アイアンの切れが戻ってきた松山は､今日5つ目のバーディで､トータル5アンダーへ！トップ10フィニッシュが見えてきた！
15番Par5は､3オン2パットのパー｡
16番508YPar4
PGA最難関の3ホール｢ザ･グリーンマイル｣の1ホール目
311Yのティーショットは､FW右のバンカーへ｡残り176Y｡
セカンドバンカーショットは､101Yの飛距離で､グリーン手前残り75Yまで運ぶ｡
3打目アプローチは､ピン奥7.7mに着ける｡
下りの難しいパーパットは､僅か数センチ外れ､ここでボギーとしてしまう｡
このボギーで､トータル4アンダーグループへ｡
グリーンマイル残りの2ホールはパーセーブ｡
最終日の松山は､5バーディ､2ボギーの｢69｣通算4アンダー｡僅かにトップ10に届かなかったものの11位Tでのホールアウトとなった！
後半スコアカード
(映像)松山 ウェルズファーゴ 最終日ハイライト
（映像:ゴルフネットワーク）
ゐ太夫の寸評
最終日にやっと｢69｣で60台のスコアを出すことが出来､実に初日の101位から90人抜きの11位Tフィニッシュ｡
バックナインスタートから3連続バーディ奪取も､やっと｢松山らしさ｣が出た｡
フェアウェイキープ率は､50.00% (7/14)と低いものの､パーオン率は77.78% (14/18)で4日間で一番高い数値｡
アイアンショットの切れは､かなり戻り｢ショットの貢献度｣は3.346と､これも4日間で最高の数値で､終わってみれば4日間トータルで､8.195で､全体で5位｡
パッティングも長めのバーディパットを沈めており､0.064｡短いバーディパットを外すシーンもあったため､こちらはかろうじてプラス圏｡
最終日はスクランブリングでも､75%で､何とか課題のショートゲームも克服しつつある。
本人は否定していたものの､中3週空いたため試合勘に影響が出た可能性は高く､今日の内容が出せれば､連戦で臨む準メジャーの｢ザ･プレーヤーズ選手権｣は大いに期待が持てそうだ！
（最終日 松山コメント 全体ハイライト映像･最終順位｢ウェルズファーゴ選手権｣）
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（松山英樹 今後の出場予定･スケジュール）
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（ウェルズファーゴチャンピオンシップ2016 TV放送･組合せ･スタート時間､各日結果速報･概要）
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（松山英樹 ウェルズファーゴ2016 2日目の模様）
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（PGA 2015-16シーズン ツアースケジュール･日程）
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