最終更新:2015年12月7日 動画を追加
松山英樹､今年最終戦｢ヒーローワールドチャレンジ2015｣も最終日を迎えた｡
3日目に少し浮上のきっかけを掴んだ様子の松山｡このまま一人だけオーバーパーのままでは終われない｡果たして最終日はどういうゴルフを魅せてくるか？
最終日の松山は､前半の4連続バーディーを含む7バーディー､1ボギーの｢66｣トータル4アンダーまでスコアを伸ばし､A･ラヒリと並び17位Tで大会を終えた｡
最終日は､仲の良いビリー･ホーシェルとのペアリングで､トップスタート｡
スタート時は雨風とも強い中､松山の今年最後の闘いは始まった！
1番423YPAR4
フェアウェイからのセカンドは､ピン左約4mに着ける絶妙なショット！
松山､このバーディーパットをしっかり沈め､バーディー奪取！
今大会初のバーディースタートで､トータル1オーバー。
2番187YPAR3
ティーショットは､ピン右手前約2.5mに着ける｡
松山､このバーディーチャンスもしっかり決め､連続バーディー奪取！
これでイーブンパーまでスコアを伸ばす！
3番572YPAR5
松山､ここはレイアップし､3打目をピン奥約3mに着ける｡
このバーディーパットも沈め3連続バーディー奪取！
素晴らしい3連続バーディーで､ついにトータル1アンダーに！
4番489YPAR4
セカンドショットはピン右奥約1.5mに着ける絶妙なショット！
松山､ここも決め､何と4連続バーディー奪取！
怒濤のバーディーラッシュで､トータル2アンダー！
5番180YPAR3
ティーショットはショートし､1オンならず､手前エッジ付近へ｡
セカンドはピッチエンドランで､狙うもカップを約2mオーバー。
微妙な距離のパーパットは､しっかり沈めパーセーブ｡
6番～8番もパーセーブ｡
9番603YPAR5
フェアウェイ右サイドからのセカンドは､ミスショットとなり､左サイドのラフへ｡
3打目は､グリーンを僅かに左に外れ､エッジ付近ラフへ｡
4打目はパターで狙うもカップを約2.5mオーバー。
返しのパーパットも外れ､ここでボギーとしてしまう｡
前半の松山は､4バーディー､1ボギー､トータル1アンダーでのハーフターンとなった｡
前半 スコアカード
10番415PAR4
セカンドはピン左約7mに着ける｡
登って下る長い距離のバーディーパットはカップを1.5m程オーバーするも､パー。
11番589PAR5
3打目はグリーン上､ピン手前に落とすも､スピンで戻り手前にこぼれる｡
距離を残した4打目はパターで打つも､カップ手前約50cm｡
これを沈め､このホールもパー。
12番202YPAR3
グリーン左側は池に向かって傾斜しており､難易度2位の難しいホール｡
ティーショットはピン左､約4mに着ける｡
このバーディーパットはしっかり打ち､あと僅かでカップインも入らず､パー。
13番459PAR4
フェアウェイからのセカンドはグリーン奥へ｡
残り約5mほどの距離をFWで狙うも､カップ手前1mほどショートし､パー｡
14番312PAR4
レイアップしてのセカンドはピン奥約2mに着ける｡
松山､このパットは沈め､後半初バーディー奪取！
このバーディーで､トータル2アンダーに戻す！
15番548YPAR5
2オン狙いのセカンドはグリーンをオーバー､ブッシュへ｡
3打目で脱出するも､依然グリーンに乗らず手前ラフ｡
4打目でカップ手前約1.2mまで寄せ､パーセーブ。
16番485YPAR4
フェアウェイからのセカンドは､ピン左手前約3mに着ける絶妙なショット！
松山､ここはしっかり決め､バーディー奪取！
17番184YPAR3
ティーショットはグリーン左奥へオーバー。
セカンドアプローチでピンそば約1mに寄せ､ここはパーセーブ｡
18番470YPAR4
セカンドはピン手前約6mに着ける｡
長めのバーディーパットだが､松山これを沈め､見事なバーディーフィニッシュ！
最終日の松山は､7バーディー､1ボギーの｢66｣トータル4アンダー､A･ラヒリと並び17位Tでホールアウトした｡
後半 スコアカード
松山 ヒーローワールドチャレンジ 最終日ハイライト映像
（映像：ゴルフネットワークより）
2日目までは､何をやっても上手く行かないプレーに｢心が折れそう｣と珍しく弱音を吐いた松山｡
しかし､3日目にショットの精度が上がり､あとはパッティングの調子が上がればというところで迎えた最終日｡
この日は､風が強い中､3日目よりも精度が上がったショットを武器に､パッティングも良くなり､いきなりの4連続バーディー｡
欲を言えば､ロングホールでバーディー､イーグルを獲れておらず､逆に9番PAR5ではボギー。
昨季PGAでも一時期イーグル奪取1位だっただけに､PAR5も拾って行きたかった｡
ただ､最難関の上がり3ホールで､2バーディーを獲る辺りは､難しいホールに強い松山の真骨頂が発揮された｡
今日は､グリーン廻りのスクランブリングで､フェアウェイウッドを使うランニングアプローチを多用し､オーバーパーでの最下位から何とか打開しようという工夫も見られた｡
嫌な感じ､苦手意識を克服し年を越せることになり､年明け初戦は､再び苦手コースの｢ソニーオープンinハワイ｣ワイアラエCCとなるが､今日の様なゴルフが出来れば上位､優勝争いも出来そうだ｡
今年の松山は未勝利のまま､トッププレーヤーの地位を維持したが､2016年こそは､レギュラツアー複数優勝､念願のメジャー制覇に大いに期待したい！
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