プレーオフシリーズ第2戦「ドイツバンク チャンピオンシップ2015」最終日を終えた松山英樹のコメント、全体ハイライト映像・最終順位をご紹介します。
久しぶりの優勝争いの位置で最終日を迎えた松山は、優勝争いには絡めず、通算-4の25位Tで4日間を終えました。
大会は2位からスタートしたリッキー・ファウラーが見事に逆転優勝を決め、単独首位でスタートしたステンソンは2位に終わりました。
【ドイツバンク選手権2015 リーダーズボード】
【ドイツバンク選手権 最終日ハイライト映像】
youtu.be
(映像:PGA YouTube公式アカウントより)
数ヶ月前まではアメリカメディアから「最も過大評価されていると思う選手1位」という不名誉な称号を与えられていたリッキー・ファウラー。
最終日の「TPCボストン」はスタート時から強めの風が吹き、トップのステンソンがスコアを伸ばせない中、ファウラーは最終日に「68」(PAR71)で、見事逆転優勝を決めました。
ここの所、絶好調でプレーオフ2連勝も期待されたジェイソン・デイは、通算-6の12位タイ。
足の怪我でプレーオフは今大会から参戦となり、注目を集めたローリー・マキロイは通算-3の29位タイで大会を終えています。
【松山英樹 最終日ハイライト映像】
(映像:ゴルフネットワークより)
【松山英樹 最終日 ホールアウト後のインタビューコメント】
・最終日を終えて?
「トップと5打差だったので、バーディ取って2打差くらいまで、早めに10アンダーに乗せられたらよかったけど、なかなかできなかった。バーディパットも長かったですし、決まって欲しいところで決まってくれず、かみ合わなかったなという感じですね」
・2パットが2回、ダブルボギーとなった最終18番は4パットとパッティングに苦戦していたが?
「グリーンのコンディションは、昨日から硬くなっていたのでさほど気にならなかった。ただ、パッティングは昨日からスピードがうまく合わせられなくて、そこが入らなくなった原因かなと思う。ところどころいいセーブもあったので、そういう意味ではあまり心配はしていないけど、結果として崩れて終わったのは残念です」
・ショットは復調している中、15番では絶妙なショットがピンに当たり花道まで戻る不運もあり、波に乗れなかった?
「(優勝争いができなかったことより)ショットが上向いている方がすごく大きいですね。今日の上がり4ホールで4オーバーは悔しいけど、それ以上にいい感覚が増えてきているし、15番なんかも、バーディとボギーがギリギリのところだったと思うので、そういう意味では仕方ない」
・FedExカップランキングは下がったが(14位→16位)これで最終戦「ツアーチャンピオンシップ」出場が確定。今後に向けて?
「ショットが徐々によくなって来ているし、パットも今日は悪かったけどいい方向には向かっている。この内容でもっともっと試合を続けていけば、優勝争いもできると思う。 次戦までは1週間のオフがあるので、しっかり仕上げて臨みたい」
(引用:パーゴルフ 質問部分 一部著者要約、改変)
■同伴競技者に恵まれなかった最終日?
一時期の絶不調が嘘の様な好調ぶりで「今季初優勝」も視野に入りながら「最終日に強い松山」が優勝争いに加われず、スコアを崩し大会を終えてしまいました。
PGAの現地からのライブ中継を見ていて気になったのが、最終日同組のダニエル・バーガー(ベルガー)の余りの神経質さと超スロープレーでした。
1オン可能な4番PAR4でダニエル・バーガーはグリーン右奥のブッシュへ打ち込み、残り後から打った松山はグリーンをこぼれ浅いラフ。
依然49Yを残したバーガーがセカンドの落とし所を確認するために、何度も何度もブッシュとグリーン上を往復。
かなりの長い間、待たされた松山も目の前を往復するバーガーに呆れ顔でしたが、松山はこのホールバーディー奪取。
この日、同組となったダニエル・バーガーは“超”が付くほど神経質な選手だった。1番でバーガーがバーディパットを打つ前に、左後方に離れて立っていた松山を“気になる”とどかし、その後も周囲の小さな音や動きに敏感に反応。ついに7番ホールでは、前組と離れたために、競技委員にペースを上げるように促された。
「1人でゴルフしない限り、そういうことはあるので」と受け流した松山だったが、首位を追い上げる雰囲気を作るのは、難しい作業だった。
(引用:GDO)
上記の様に他でも色々あった様で、PGAからスロープレーの警告を受けています。
松山はたまに実力者とのペアリングでのホールアウト後に、実力者に引っ張られ自分もいいスコアが出せたという様なコメントをしていますが、もちろん逆のパターンもあるのは自明です。
松山も渡米当初は「スロープレー」が問題視されたことがありましたが、最終日はダニエル・バーガーのマナー違反的な言動にペースを乱された影響も少なからずあった様に思います。
今大会は残念ながら優勝争いに加わることは出来ませんでしたが、本人も好調なショットに手応えを感じており、私が見る限りパッティングはシーズン中よりいい状態にあると思っています。
松山は今大会を終え、プレーオフ最終戦「ツアーチャンピオンシップ」30人の出場枠入りを確定させました。
次戦第3戦「BMW選手権」は1週間のオープンウィークを入れ9月17日からの開催。
本人も言う通り、この中1週の調整期間でより調子を上げ、今度こそは優勝争いに加わり、そして晴れて今季初優勝達成に期待しています!
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