PGAツアー「ウィンダムチャンピオンシップ2015」初日を終えた松山英樹、石川遼のインタビュー、全体ハイライト映像・順位をご紹介します。
ここ2大会調子を落とし心配された松山は5アンダーで首位と3打差の11位Tと絶好の滑り出し。来季シード権、プレーオフシリーズ出場権を懸けて臨んだ石川は1オーバーの116位と大きく出遅れてしまいました。
松山と同組となったタイガー・ウッズは6アンダー、7位Tで初日を終え、松山もタイガーに引っ張って貰ったと好影響を受けたようです。
【ウィンダム選手権 初日 リーダーズボード】
順位 | プレーヤー | スコア | 通算 |
---|---|---|---|
1T | ウィリアム・マガート | 62 | -8 |
1T | エリック・コンプトン | 62 | -8 |
1T | トム・ホージュ | 62 | -8 |
4T | ジム・ハーマン | 63 | -7 |
4T | デレク・アーンスト | 63 | -7 |
4T | モーガン・ホッフマン | 63 | -7 |
7T | タイガー・ウッズ | 64 | -6 |
7T | マーティン・カイマー | 64 | -6 |
7T | カール・ピーターソン | 64 | -6 |
7T | デービス・ラブIII | 64 | -6 |
11T | 松山英樹 | 65 | -5 |
116T | 石川遼 | 71 | +1 |
【初日 全体ハイライト映像】
youtu.be(映像:PGA Youtube公式アカウントより)
今季、ここまで絶不調で「プレーオフシリーズ出場権」獲得のために今大会初出場のタイガー。
「ウィンダム選手権」はPGAレギュラーツアー最終戦で「来季シード権」を確保していない選手や「プレーオフシリーズ出場権」を得るための選手が多く出場するため「永久シード権」を持つタイガーには縁の無い大会でした。
「永久シード権」はあっても「プレーオフ」出場にはFedExランク125位以内に入らなければならないため、タイガーは2位以上の結果が必要で、初日から飛ばして行く必要がありました。
タイガーの強い意思とプライド、復調もあってか初日は7バーディー1ボギーの「64」の7位タイでホールアウトしています。
ただ今季のタイガーは全盛期の頃の様な「4日間すべてがタイガーチャージ」状態とはいかず、どこかで大崩れするパターンが多いので心配な点ではあります。
他の上位陣は大混戦の様相を呈しており、特に松山の11位タイグループには9人の選手がおり、その1ストローク下に20位タイには15人の選手がひしめき合っています。
【松山英樹 初日ホールアウト後のコメント】
・初日を終えて?
「何が良かったというわけではないけど、周りに引っぱられて良いプレーができた感じです」
・グリーンオンを外してもエッジ付近ばかりで、ショットは改善してきた様に見えるが?
「ショットは先週(全米プロ)よりは良いかな、という感じで、ティショットは不安があるし、アイアンもまだ信用できるレベルではない」
・2日目に向けての意気込みは?
「今をキープするような感じではたぶん崩れるので、しっかりと伸ばしていけるように頑張りたい」
【石川遼 初日ホールアウト後のコメント】
・初日を振り返って?特に3パットが目立つなどパットの不調で、大きく出遅れのスタートとなってしまったが?
「前半の12番で、ショートして3パットしたのが痛かった。オーバーはしょうがないと思って打ったらショート。自分の思った通りに打てていないということになるし、不信感も生まれてくる。ラインが読めていなかったし、ロングパットの距離感も悪かった。あと1つ、2つ獲れてもいい内容だった」
・2日目の向けて?
「アイアンとロングパットの精度を高めて、今日のゴルフでのボギーをなくすこと。いきなり慌ててやるというよりも、落ち着いてやっていきたい」
(引用:GDO 質問部分:著者要約)
■ゐ太夫の寸評
松山が言う「周りに引っぱられて良いプレーが出来た」というのは、その多くを占めるのはもちろんタイガーのことだと思います。
2013年以来久しぶりのペアリングとなったこの日にタイガーが、かなりいい内容のゴルフをしてくれたことで、松山のゴルフも復調の兆しが見え、スコアメイクが出来ました。
フェアウェイキープ率も上がり、アイアンショットはグリーンを外れてもほとんどエッジ付近で、ここ2大会でとんでもない方向や距離感のショットが出ていたことを考えると雲泥の差です。
もちろん松山の意図するゴルフは、エッジ付近でOKではなく、ワンピンの範囲内にデッドで、スピンを掛けて、手前から転がしてという自分の意図するショットと結果が一致して初めて「少し良くなった」と言うハイレベルなものです。
ただ、初日後半終盤に魅せたショットの精度とパッティングのフィーリングとノーボギーに表われている安定感は、復調気配と見ていますので、今大会は「今季初優勝」を獲るために出場しているという当初の目標を達成して、気分良く「プレーオフシリーズ」に向かってもらいたいと思っています。
転じて石川は、パッティングが絶不調でショート4ホールの内、1オンしながら3ホールで3パットを叩きボギーとなりました。
ショットの精度も良くないため、グリーンオンしてもピンまでかなりの距離があり、そこを不調のパットで余計に叩いてしまう悪循環。
スコアに対するパット貢献度「-3.815」は余りにも悪く、出場154人中153位。
ただ後半のゴルフを2日目に出せれば、予選カットは免れるのではないか?という見方をしています。
来季シードの安定圏内40位以内という目標も、予選カットになってしまえば元も子もなく「入れ替え戦」に回るしかなくなってしまいます。
まずは2日目予選通過のために、前半から飛ばして猛チャージを掛けて、一気に順位を上げていく展開に持っていきたいところです。
(石川遼 2日目 予選通過し決勝へ 速報動画記事)
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